川崎町で工場の雨樋補修依頼 現地調査と提案の説明に伺いました
川崎町で雨樋(あまどい)補修の現地調査を行いました。お客様は自身で加工品の経営をされている方で、以前から雨樋の破損が気になっていたそうです。強風の日が数日続いた日があり、風が収まった後に再び雨樋を確認したところ飛ばされて落ちてしまっていたとの事。もうしばらくすると梅雨時期が来ますのでその前に直したいとご相談をお受けしました。
さっそく現地へお伺いし現状の確認と提案方法を探っていきたいと思います。
雨樋の架け替えについてはこちらで詳しく説明しています。
今回工事を依頼されたのは丸印部分・建物裏側の雨樋になります。今こちらから見えている部分の雨樋は残っているのですが、建物と建物の間の狭い部分を入っていった奥側が、今回落ちてしまった雨樋箇所となります。今回の調査のポイントとしては、
・雨樋の一部補修が可能か。全面架け替えか。
・隣接する建物との狭小部に仮設足場は可能か。
・排水処理がされていないので地面に雨水が溜まる。
以上の3点を重点的に見ていきたいと思います。
奥側を見てみるとちょうど真ん中の部分・4mほどの長さで雨樋が無くなっています。雨樋が残っている部分も劣化が著しく、多箇所で補修が必要な状態です。
雨樋を固定する『受け金具』は形こそ残っていたものの劣化によるサビがひどく、折れてしまう恐れがある為・再利用は不可の状態です。
隣の建物との間にコンクリートブロックの擁壁が有ります。雨樋の排水が雨水マスなどの処理がされておらず、垂れ流しの状態の為・この部分に雨水が溜まり雨の日は水溜りが出来るそうです。川崎町は山間部に近いため、夏の時期は雷を伴った激しい雨が降る事もしばしば。そのたびに建物内に浸水してくるので悩んでいるとの事でした。
今回の調査の日がたまたま雨でしたので水溜りの様子が良く分かりました。奥側が特に溜まっている印象です。
ここに溜まった雨水がどんどん増え、建物の壁の下から屋内へ浸水していました。この場所に排水が取れるか後日・知り合いの設備業者に見てもらう事となりました。
今回の現場の壁隙間はおよそ60cm以上です。経験則から仮設足場はギリギリ設置可能かと思います。あとはプロの足場業者と相談し設置可能か判断していく作業となります。
今回の調査では雨樋の破損も課題ですがそれよりも排水設備が無く建物内に溜まった雨水が浸入する事の方が深刻かと思います。梅雨時期までもう少し期間が有りますので、各業者と綿密な打ち合わせをしてお客様に最適なご提案をしていきたいと思います。
この様な雨樋の事でお困りのこと・ご相談などが有りましたら『街の屋根やさん仙台店』までお気軽にお問い合わせください。調査・お見積もりは無料となっております。
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