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現場ブログ
仙台市太白区で地震による被害調査！無料で屋根調査を行いました

仙台市太白区での地震による屋根被害の調査にお伺いしました。I様邸は築年数が約30年の板金屋根のお宅様になります。先日の地震による建物の被害状況を、お客様ご自身で確認していたそうなのですが『さすがに屋根は上がれない。』と困っていたそうです。その折、屋根業者をインターネットで検索していたところ、弊社街の屋根やさん仙台店を選んで頂きお問い合わせフォームよりご連絡を頂きました。

地震からお問い合わせ時までの間にも強風が2～3日続いた日も有りましたので、屋根の状況も心配です。

さっそく屋根の状態を見ていきましょう。

地震被害の確認まずはドローンで全体を確認します

真上から見てみます。屋根形状は切寄せ（切妻と寄棟の複合）屋根になります。屋根の1面が屋根裏部屋になっており、この部分の屋根だけ伸びています。その部分に今は使用されていない太陽熱温水器が設置されています。

屋根形状について詳しくはこちらをご覧ください。

西側から見た状態です。強風により屋根材が飛ばされたりはしていません。

北側です。屋根の一部に外壁が有ります。この部分が屋根裏の部屋になる部分です。

地震被害調査屋根へ上がります。

屋根南側です。太陽熱温水器の下部だけ錆が広がっています。恐らくですが使用していない年月のうちに配管内の残った水が凍結・膨張し、配管が破裂して漏水した可能性が高いと思います。現状では家屋内に雨漏りの発生はないとの事でした。

雨樋内にもらい錆が発生しています。現時点では雨樋の機能には問題ありませんが経年により錆が溜まり穴あきが発生する恐れが有ります。

温水器を囲っている板金材と屋根材の間から錆の発生が始まっています。温水器内の下になっている屋根材も錆が発生している可能性が非常に高いです。

南面以外の屋根は多少の錆は発生していたものの比較的良好な状態でした。後付けの雪止め金具が錆の発生を起こしていましたのでここからのもらい錆が危惧されるところです。北面（写真右）も日当たりがあまり良くない場所では有るものの、コケなどの発生は有りませんでした。全体的に南面以外は再塗装でのメンテナンスが可能な状況です。