
2023.08.31
大崎市のお客様宅で、鳥害対策工事を行いました。2階の屋根、南面にソーラーパネルが設置してあります。そのソーラーパネルと屋根の隙間に、毎年のように鳥の巣が作られていて困っているとのことでした。 鳥の巣撤去 まず初めに、ソーラーパネルの下の鳥の巣をかき出して撤去します。隙間は狭いので…

塩竈市庚塚にある一軒の住宅。その玄関先に、ひときわ目を引く美しい「銅の鶴」が飾られました。これは、街の屋根やさん仙台店の店長が、板金技術を活かして手作業で制作した一点ものの細工です。
銅板細工とは、建築板金の技術を活かし、金属の板を加工して装飾や機能的な部材を作る伝統工芸の一つです。屋根や外壁に使われる技術と同じ基礎を持ちながら、細やかな表現力が求められるため、熟練の腕が必要とされます。
今回使用した材料は、15センチ四方の銅板です。銅は美しい赤褐色の輝きを持ち、年月が経つと味わい深い緑青(ろくしょう)へと変化していきます。この経年変化がまた、銅細工の魅力でもあります。
この限られたサイズの中で、羽を広げた鶴の姿を表現するには、板金職人としての緻密な計算と想像力が不可欠です。単なる装飾品ではなく、職人の魂が宿る一点ものとなっています。
この作品で使われた主な道具は、「はさみ」と「つかみ」の2種類。
はさみは、金属専用の強力な工具で、銅板を思い通りの形に切るために使われます。
つかみは、金属を折ったり曲げたりするための道具で、細かな角度を調整しながら立体的な形を作り上げるために欠かせません。
鶴のくちばしや翼の曲線は、つかみで微妙な力加減を調整しながら仕上げます。ここで求められるのは、経験に裏打ちされた「感覚」です。
「板金」というと、どうしても屋根や雨どいの補修をイメージされがちですが、実はその技術は、こうした繊細な細工にも活かせるのです。
今回、塩竈市庚塚で鶴の銅細工を制作したのは、「職人の技術をもっと身近に感じてほしい」「家に物語を添えるお手伝いがしたい」という店長の想いからでした。
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