
2025.05.19
今回は、塩釜市松陽台にお住まいのお客様より「天井にシミが出てきた」とのご相談を受け、屋根の調査・補修工事を行いました。原因は、横葺き(よこぶき)板金屋根の棟部分の施工不良と経年劣化によるものでした。また、3月の強風で屋根が飛散していないか不安と調査のご要望を承り、工事の流れまで詳…

対象となったお宅は、周囲に中高層の建物が立ち並ぶ地域にあり、「ビル風(ビルかぜ)」と呼ばれる風の通り道が発生しやすい立地でした。
ビル風とは、高層ビルの間をすり抜けて吹き抜ける風のことを指し、地上では感じられない強い風が局所的に発生します。
今回のケースでは、通常の強風に加えてこのビル風が重なったことで、2階ベランダ屋根に使われていた波板の一部が大きく外れてしまっていました。
外れた波板はポリカーボネート製で、日差しを取り入れるための「明かり取り波板」と呼ばれるタイプです。これが完全に剥がれてしまったことで、雨風の侵入や破片の飛散といった二次被害のリスクも生じていました。
そこで今回は安全性を考慮し、部分補修ではなく「全貼替」による対応を実施。古い波板と下地の確認を行い、強度と耐久性の高い新しいポリカ波板を取り付けました。
また、屋根の補修と併せて「雨樋(あまどい)」の清掃もご依頼いただきました。雨樋には落ち葉や砂が詰まり、雨水の流れが悪くなっていました。詰まりが原因で雨水が溢れ、外壁や基礎の劣化につながる場合もあるため、定期的な清掃が非常に重要です。
作業後は水の流れもスムーズになり、お客様にも大変ご満足いただけました。
今回の施工では以下のような点に注意して工事を行いました。
強風対策として波板をしっかりと固定
近隣に飛散物が出ないよう、安全管理を徹底
ご依頼いただいたお客様からは「風のたびに不安だったが、これで安心できる」とのありがたいお言葉をいただきました。
仙台市や宮城野区では、冬場や春先にかけて風の強い日が多くあります。とくに建物の周囲にビルがある場合は、ビル風によって屋根や外装が想像以上のダメージを受けてしまうことも少なくありません。
波板屋根の破損や雨樋の詰まりは放置せず、早めの点検と修理が大切です。
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