仙台市宮城野区で棟板金の落下 調査に伺いました。
2021.06.29
仙台市宮城野区のお客様から屋根の材料が落ちてきたので見て欲しいとご連絡を頂きまして今回調査に伺いました。 調査を行う建物です 今回調査に伺った建物です。２階建てで築約40年。屋根は立平葺きの板金屋根で当時建てられたハウスメーカーさんのオリジナルの屋根材のようでした。屋根と外壁とも…
名取市でセメント瓦葺替えと破風塗装検討中の調査してきました
セメントの袖瓦（そでがわら）になります。この瓦は屋根の妻側（つまがわ）端部に使われる瓦で、現場用語では通称『役物（やくもの）』と呼ばれています。
この写真ではセメント瓦の塗膜が剥がれ落ちてますね。
この状態のままだと透水や劣化による割れ・透水した水分からの凍害の恐れがあります。凍害（とうがい）とは屋根や外壁等に浸水した水分が冬の寒い時期などに凍り、その際に膨張して屋根材や外壁材を破損させてしまうことを言います。
再塗装やガルバリウム鋼板材で加工した板金破風材にて包みたいところです。
こちらは屋根上のテレビアンテナです。
アンテナの錆が流れて瓦が変色してますね。
このまま放置したままだと流れた錆により
板金部分（流れ谷等）が錆びて穴が開く要因になります。
雨漏りの原因になる1つですね。
こちらも袖瓦になります。
瓦から伝った雨水が破風材を伝ってる跡が見えます。
このまま放置したままですと木造りの破風材が劣化し、
崩れ落ち、軒天材（写真・白い部分）の落下にもつながってきます。
そうなる前に早めの対処をお客様へお勧めしていきたいと思います。
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