
2025.08.23
仙台市宮城野区で折板屋根の現地調査を実施しました 仙台市宮城野区にて、折板(せっぱん)屋根の現地調査を行いました。今回の建物は施工面積がおよそ7,000㎡と大規模で、倉庫や工場などに多く使われる折板屋根が採用されています。お客様から「全体的に雨漏りが見られる」とご相談いただき、正…

今回は、塩竈市・貞山通にある新築の塗装工場で、金属屋根の葺き工事を行いました。
新築工事における屋根葺きは、建物の耐久性や美観を左右する大切な工程です。今回の現場では、成形距離が24メートルにも及ぶ長尺屋根材を使用するため、通常よりも施工に工夫が必要でした。
特に金属屋根は軽量で耐久性が高く、工場や倉庫などの大規模建築に多く採用されていますが、長物を扱う現場では安全面・施工精度の両立が求められます。
今回の工事では、屋根材を「現場成形(げんばせいけい)」しました。
これは工場で製造された金属板を、現場に搬入してから専用の機械で成形する方法です。成形機を使用することで、建物の寸法に合わせて屋根材を加工できるため、無駄が少なく、効率的に施工できます。
しかし、今回のように24メートルもの長尺材を成形する場合、搬入経路や作業スペースの確保、安全な取り回しなど、多くの点に注意が必要になります。
屋根平板成形機は重量があるため、人力での移動は困難です。
そこで今回の現場では、クレーンを使用して屋根まで成形機を運搬しました。
クレーン作業は天候や周囲の安全確認が欠かせず、専門のオペレーターによる正確な操作が求められます。機械を屋根上に安全に配置することで、その場で長尺材を成形し、スムーズに施工へ移ることが可能になります。
屋根工事の基本は、まず防水シートであるルーフィングを敷くところから始まります。
ルーフィングは雨水の侵入を防ぐための大切な下地材で、建物を長持ちさせるためには欠かせません。
その後、成形した金属屋根材を一枚一枚葺いていきます。24メートルもの長物は、少しのズレや歪みが全体に影響するため、複数人で声を掛け合いながら慎重に施工しました。
新築工事では、設計段階で図面通りに進められるとは限りません。実際の現場では、資材搬入のスペースが限られていたり、天候の影響を受けやすかったりと、思わぬ課題が発生します。
今回の現場でも「長尺材の取り回し」が大きな課題でした。特に強風が吹くと板が煽られ、作業員の安全や周囲への影響も懸念されます。そのため、風が弱まる時間帯を見計らって作業を進め、安全第一で施工を完了させました。
塩竈市・貞山通で行った今回の新築屋根葺き工事は、現場成形による24メートルの長尺屋根材を使用し、ルーフィング葺きから金属屋根葺きまでを安全に施工いたしました。
新築工事では、図面通りにいかない課題に直面することも多くありますが、経験豊富な職人の判断と工夫で乗り越えていきます。私たちは、お客様の大切な建物を守るために、確実で丁寧な屋根工事を心がけています。
新築屋根工事やリフォームについてご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!街の屋根屋さん仙台店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
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